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面記号の彩色

面記号の彩色は例も多く、それらを参考にして勉強されるとよいでしょう。慣用例として挙げたいのは土地利用図です。商業地区、住宅、工業地区、水田、果樹園、緑地等、お決まりの区域はよく使われる色が決まっています。例えば商業地区は赤、水田は黄色という具合に使われています。次に挙げるのは地形分類図です。こちらは湿地に青色、堤防に黄色を用いるのが慣例ですが、それ以外は特に決まっておらず、色彩心理を当て嵌めて考えればよいでしょう。例えば段丘であれば、標高の高さを感じる色を用いたりします。つまり進出色を使えばよいのです。三つ目に挙げるのは地質図です。火成岩には彩度の高い色を使えばよく、堆積岩には地層の新しさで純色か濁色かを決定した上で用いればよいでしょう。四つ目に挙げるのは植生図です。一次植生に濃い緑、二次植生に淡い緑を用いるのは多くの人のイメージ通りでしょうし、人工植生に赤を充てれば、区別し易いでしょう。面記号のこうした慣用例はなるべく踏襲した方が無難です。慣例となるからには、イメージと合致している可能性も高く、見栄えの悪い地図にはなり得ません。但し、アレンジが許されていないわけではないので、明度、彩度を利用して調節するのは一向にかまいません。初学者であればそれほど上手にアレンジできる人も少ないでしょうが、アレンジを行う際には地図素材をしっかりと活かすためにも事物の持っているイメージから色を選択したり、逆に色彩心理に関する知識から充てていったりすると、大きく踏み外すことはないはずです。ポイントとなるのは、赤色や黄色を用いる時ではないでしょうか。目立つ色ですから、熟慮した上で選ばれるとよいでしょう。